ブロッコリーは茎と葉も食べられる!? ~側花蕾、茎、葉の収穫~
先日ブロッコリーを収穫しましたが、まだ側花蕾(そくからい=脇に出来た蕾)を
収穫するため、頂花蕾(ちょうからい = 頂上に出てくる花の蕾、
お店に売っている蕾の集合体)を切り取った状態で、プランターに残しています。
その状態を見た知人に聞かれました。「ブロッコリーは茎と葉も食べられるの?」と。
食べたことがなかったので、調べて実際に食べてみました。その結果を報告します!
目次
ブロッコリーの茎と葉に毒性は?
調べたところ、茎と葉だけに含まれる毒というのはないようですが、
ブロッコリーを含めアブラナ科の野菜には「ゴイトロゲン」という物質が含まれ、
甲状腺ホルモンの分泌を妨げる作用があります。しかし、極端に大量摂取しなければ大丈夫だそうです。
(参照元:社会医療法人社団 カレスサッポロ 北光記念病院のサイト内
「甲状腺機能低下症-食事のポイント」、森甲状腺会 須川クリニックのサイト内
「甲状腺と食事、薬」)
ただし、上記は人間の場合で、ウサギには与えてはいけない部位があるようなので、
獣医師にお問い合わせ下さい。
どんな味? 調理法は?
まず、生の葉を恐る恐る食べてみました。
う~ん… 青臭くて、草を食べているような感じがします😥
好みの味ではなかったので、熱を加えて調理することにしました。
ブロッコリーに含まれるビタミンCは水に溶けやすいので、葉をレンジで加熱をし、
鰹節と麵つゆの素をかけました。おひたしの出来上がりです。
ほのかに甘い味がします👍
次に、葉、茎、側花蕾を使ってスープを作りました。
これなら煮ても、ビタミンCが流れ出た煮汁を飲めます。
<材料> 2~3杯分
ブロッコリーの花蕾
ブロッコリーの葉
ブロッコリーの茎
ベーコン 2切れ
コンソメの素 固形2個(1個5.3g)
水 350ml
塩、胡椒 少々
<作り方>
- ブロッコリーの花蕾、葉、茎を切り分ける。
- 茎の外側は固いので、茎の周りの皮を厚めに剥き、小さく切る。
- 葉を食べやすい大きさに切る。頂花蕾を使う場合は、房ごとに切り分ける。
(側花蕾の場合は、小さいのでそのままで可。)
残りの材料を加える。
- 最後に胡椒をかけて出来上がり。
まとめ
ブロッコリーは、茎と葉も食べられます。
生の葉は青臭いので生食はお勧めしませんが、熱を加えると甘みが出ます。
捨てるのはもったいないです。茎と葉を使った料理、是非、お試しあれ!
それと、葉が沢山ついたブロッコリーはなかなか売っていないと思うので、
ブロッコリーの栽培もお勧めします😀
ブロッコリーは、今回私がやった夏植え・冬どりの他に、春植え・初夏どりでも
栽培できます。
↓の過去記事に栽培スケジュールや栽培の反省点などを書いているので、
これから育ててみたいと思っている方はよかったらご覧ください。