花も団子も ~ bread and the songs of birds ~

家庭菜園、パッションフルーツ等の果樹、花についての日本語・英語日記です。

ミニトマトのその後 葉に白い線が! トマト、ナス、きゅうり等の葉に現れる白い線の正体

  5月に植え付けたミニトマト。すくすくと成長しているのですが、ミニトマトBの葉に異変がおきました。複数の葉にグネグネとした白い線が現れたのです。最初、ナメクジが這った跡と似ているような気がしたのですが、違うようなので調べてみました。

 

目次

 

ミニトマトの葉についた白い線

 これが白い線が現れたミニトマトBの葉です。↓

 

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白い線の正体

 調べたところ、この白い線はハモグリバエの幼虫が葉の中を蛇行しながら

トンネル状に食害した跡でした。

ハモグリバエは葉の組織内に卵を産み、ふ化した幼虫は葉の内部で

成長するのだとか。どうりで、時々葉の表と裏に幼虫や虫の卵がついていないか

見ているののに、見つからなかったわけです。

 

どのような被害が起こるか?

 ハモグリバエが食べるのは葉のみで実は被害に合いません。

しかし、生育が悪くなる、葉が変形する、

ひどい場合は葉が白くなって枯れ、落葉する、といった症状が現れます。

 

 また、観賞用の花の場合、美観を損ないます。

食害部分が絵を描いたようにみえることから「絵描き虫」とも呼ばれますが、

絵というほど芸術的な形になっているわけではありません。

自分のミニトマトが被害にあったせいか、絵と認めたくありません  ( ̄へ ̄井)

 

駆除方法、予防方法

 幼虫は白い線の先端にいるので、そこを手で潰すか、

食べられた葉を摘み取ります。

葉を光で透かすと幼虫が見えるそうなのですが、

私には見えなかったので葉を取り除きました。

 

 

線が出来る前に卵を産みつけられると白い斑点ができるので、

その斑点を安全ピンなど尖ったもので刺して(卵を)潰す、という方法もあるようです。

 

農薬を使う場合は、幼虫が葉の中にいるため

根や葉から薬の成分が吸収され、植物体内を移行する「浸透移行性剤」が効果的です。

 

 予防としては、防虫ネットでハモグリバエを寄せ付けないようにします。

 

成長してネットをかけられないようになったら、

成虫が黄色に引き寄せられる性質を利用して、黄色の粘着シートを設置する、

という方法があります。

 

 

参考文献: みんなの趣味の園芸NHK出版)、

住友化学園芸運営サイト eグリーンコミュニケーション

 

ミニトマトAとBの成長の様子

 最後に、ミニトマトAとBの様子です。

 

後からプランターに植え付けしたBの方が先に 5/31に結実しました。

 

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ミニトマトB  5月31日 結実

 

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ミニトマトA  6月12日 結実

 

 色づくまでにまだまだ時間がかかると思うので、

それまでの間も、害虫や水の管理等に気をつけていきたいと思います🙂